UAE外来 |専門外来 |札幌医科大学附属病院 本文へ メニューへ 子宮筋腫とは(症状・治療法) 30~50 歳代の女性に多くみられる良性腫瘍で一般的な婦人科疾患の一つです。 症状がなければ経過観察可能であり、閉経後は縮小することが多いです。 日常生活に支障をきたす症状がある際には治療が必要になります。 主な症状は以下の通りです。 ・過多月経 ・筋腫に伴う圧迫症状 (頻尿、腰痛、便秘など) ・月経困難症 強い月経痛 治療法としては主に、 ① 薬物療法:GnRHアゴニスト/アンタゴニストなどのホルモン剤 ② 手術療法:子宮全摘出、筋腫核出術 ③ 低侵襲療法:UAE(子宮動脈塞栓術)、HIFU(収束超音波療法)、MEA(マイクロ波子宮内膜アブレーション)など があり、当院では低侵襲療法の中でも治療成績の高い UAE を行うことが可能です。 トップに戻る UAE(子宮動脈塞栓術)とは カテーテル(細い管)を使って筋腫を栄養する子宮動脈を塞ぐことで、筋腫の縮小ならびに症状の改善を図ります。 お腹を切らずに治療ができる ため、入院期間が短く、社会生活への復帰も早いです。2014年から 保健診療が適用 されています。 UAEの治療成績: 症状改善率は80~90%程度 、1年後の筋腫縮小率は50~60%と報告されています。 UAEの適応: ・子宮筋腫による症状がある ・子宮を摘出するような外科的治療を望まない ・子宮筋腫以外に感染症や悪性腫瘍などの病気がない ・原則、将来妊娠を希望しない トップに戻る UAE治療の実際 ① 鼠径部(足の付け根)に局所麻酔をして、メスで2mm程度皮膚切開をし、血管内にカテーテルを挿入します。 ② 両側の子宮動脈にマイクロカテーテルを選択的に誘導し、塞栓物質(球状塞栓物質(マイクロスフィア)やゼラチンスポンジ)を注入して血管塞栓します。物理的に血流を遮断することで、筋腫を虚血状態にします。 ③ 最後にカテーテルを抜去し、傷口を圧迫止血して手術終了となります。 手術時間は2時間程度かかります。 なお、治療は放射線科の血管内治療専門医を中心に、レントゲンの透視下で行います。 トップに戻る UAEの副作用・合併症 ・塞栓にともなう疼痛・発熱:術中・術後に強い疼痛が出現することが多く、対症療法として解熱鎮痛剤と、当院では麻酔科による硬膜外麻酔も併用します。疼痛の程度は手術当日が一番強く、数日で自然軽快します。 ・卵巣機能不全:卵巣機能の低下により一過性無月経、場合によっては早期閉経をきたすこともあります。頻度は年齢に関係するところが大きく45歳以上で頻度が高くなることが報告されています。 ・子宮内腔に突出するような筋腫であれば塞栓後に筋腫の脱落をきたすことがあります。 ・ごく稀に子宮壊死や子宮内膜炎により子宮全摘が必要になることがあります。 ・造影剤によるアレルギー:軽症ではかゆみや発疹、嘔気嘔吐など。重症であれば呼吸困難や血圧低下などが起こることがあります。 トップに戻る UAE外来受診から入院、治療の流れ(一例) トップに戻る サイド・メニュー 本文へ戻る メニューへ戻る ページのトップへ戻る