開講5年目を迎える!経営学部と日本航空(JAL)の連携講座が描く「ホスピタリティ」の未来|Highlights|成蹊大学
Source: http://www.seikei.ac.jp/university/highlights/2026/20750.html
Archived: 2026-04-23 17:15
開講5年目を迎える!経営学部と日本航空(JAL)の連携講座が描く「ホスピタリティ」の未来|Highlights|成蹊大学
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開講5年目を迎える!経営学部と日本航空(JAL)の連携講座が描く「ホスピタリティ」の未来
2026年02月09日
PICK UP!
2020年度後期に開講した「社会理解実践講義(JAL連携講座:世界を感動させたホスピタリティの極意を学ぶ)」は、日本航空株式会社(JAL)の客室乗務員はじめ複数の講師による提供講座です。
他学部からも受講生が集まる人気講義となり、今年度開講5年目を迎えました。毎年進化してきた実践的な授業の中で、「未来のホスピタリティ」と「グループ発表」の様子にフォーカスしてお伝えします!
■JAL連携講座って?どんな講座?
JALが提供するホスピタリティ・マネジメント講座は、ホスピタリティやサービスに関する基礎知識を学び、エアラインやホテル、テーマパークなどのケーススタディを通じて「ホスピタリティ」を多方面から考え、総合的理解を深めることを目的としています。その内容からも、本講座は経営学部と親和性が高いと考え、連携講座として開講することになりました。
講座の後半では、ホスピタリティの基盤となる安全の観点からもホスピタリティを考えたり、AIやITといったテクノロジーがホスピタリティに与える影響に焦点を当て、変化していく社会におけるホスピタリティの役割について学びます。学生たちがグループワークを通じて「これからのホスピタリティのあり方」を考えながら、広い視野を養う機会を提供します。
■学生の皆さんの声を聴いてみました!印象に残った講義は?受講のきっかけは?
印象に残っている講義は何ですか?
「実際に働いている方からリアルな声を聴くことができたケーススタディ」「特にキャビンアテンダントの業務中の体験談」という学生が多くいました。
受講しようと思ったきっかけは?
「法学部でもESG経営を学んでいるから」「接客業のアルバイトをしていて、ホスピタリティに興味があったから」「グループワークが多く、交流するのが好きだから」「ホスピタリティがおもいやりとどう違うのか知りたかった」「就職活動に役立つのではと思った」など、様々でした。
グループワークでは学部の垣根を越えて、意見を出し合う
■5年目を迎えた経営学部と日本航空(JAL)の連携講座の進化
ホスピタリティ・マネジメントに関する知識がより分かりやすく、また深い内容で提供されるように授業内容は毎年改定されてきました。現在では、組織マネジメントやESG経営などの内容も加わり、よりアカデミックに、また、経営学部生をはじめ将来社会に出る学生にとって役立つ、有益な内容にアップデートされました。
さらに、授業のコーディネータを担当する経営学部 藤田 玲子教授は、外部講師を招いての授業であるため、14回のコース終了後には深い学びが得られるよう工夫を重ねています。
学部横断の講座(経営学部50名、他学部30名 計80名)であることから、他学部学生との交流を前提にグループ指定をし、定期的なグループ替えを実施。また、大人数(80名)の講義科目ではあるものの、毎回のディスカッションやグループワークを前提とした授業をデザインしています。
■思考の転換「未来のホスピタリティ」〜AIが「頭脳」を担い、人間が「心」を注ぐ〜
講義の後半、学生たちが向き合ったのは「未来のホスピタリティ」という大きなテーマでした。生成AIの急速な普及により社会が激変する今、ホスピタリティの現場はどのように変わっていくのか。講義では、JALが推進する最先端の事例を引き合いに、テクノロジーがもたらす「利便性」と、その先にある「人間の役割」について深い考察がなされました。
AIの得意分野を「論理的思考」「戦略的計画」「時間管理」といった「頭脳労働(IQ)」とする一方で、人間の最も代替できないスキルとして、EI(感情的知性)や共感力、積極的傾聴などが挙げられます。AIと人間の「共生」と「補完」、AIを「ホスピタリティを最大化するパートナー」として捉える視点の変化を学びました。
そのうえで学生たちに課されたディスカッションテーマは、「人間の強み・人間だからこそできることの価値を活かして、これからの社会をどのようにしていきたいですか」。
学生からは、「孤立しない社会」「データ分析はAIに任せて、先回りして行動できるのが人間」「高齢者にAIを浸透させることが課題」などの意見が出ました。
ゲスト講師によるお話にも引き込まれる学生たち
■「10年後のカフェ」をグループで提案発表!3つの視点で描くホスピタリティの最適解
グループ発表スクリーン(抜粋)
これまでの学びを活かした実践的な授業として、学生たちはグループワークでテーマに取り組み、その提案発表に臨みました。与えられたテーマは、10年後の未来を見据えたカフェの提案。単なるおもてなしのアイディアに留まらず、『顧客』『従業員』『経営者』という、立場によって異なる3つの視点で他のカフェとの差別化を考えます。ホスピタリティ・マネジメント戦略も併せて紹介する学生たちにとって、理論を実践へと昇華させる難度の高い挑戦となりました。
グループワークで提案されたカフェ名は
こちら
発表内容は、「午前午後でコンセプトが違う」という経営効率(経営者視点)と多様なニーズ(顧客視点)の両方を捉えた案や、デジタルデトックスや推し活に特化したコンセプト、実家をイメージしたカフェ、デジタルが進んだ時代にあえてアナログに振り切った案など様々で、目には見えない「ホスピタリティ」を14グループが14通りに具現化した提案となりました。
発表時間、残り 1 分のお知らせ。タイムマネジメントも大事。
ゲスト講師よりもっとこうしたらよいというアドバイスも!
■ホスピタリティに正解はない!〜講師からのメッセージ〜
講師陣からは、「この講義で学ぶホスピタリティとは何か」という問いには、「ホスピタリティに正解はなく、人それぞれ。やさしさ、他者を思う心から始まるもの。14回の講義を活かして、ご自身で答えを出してもらいたいです。」というお話がありました。
また、最終回には「知識は思考を深める土台であり、相手を思いやる行動につながっていく。学ぶことで、物事の捉え方や視点が広がる」というアドバイスとともに、「ホスピタリティは、人とのかかわりや体験の中でこそ実感されていく。大学生活の中で、知識と体験の両方を大切にしながら、自分の可能性を広げていってほしい」とエールが送られました。
関連リンク
これからのホスピタリティを考える―経営学部と日本航空(JAL)が連携講座を開講|Highlights|成蹊大学
藤田 玲子|経営学部|SEIKEIのゼミ・研究室|成蹊大学
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2020年度後期に開講した「社会理解実践講義(JAL連携講座:世界を感動させたホスピタリティの極意を学ぶ)」は、日本航空株式会社(JAL)の客室乗務員はじめ複数の講師による提供講座です。
他学部からも受講生が集まる人気講義となり、今年度開講5年目を迎えました。毎年進化してきた実践的な授業の中で、「未来のホスピタリティ」と「グループ発表」の様子にフォーカスしてお伝えします!
■JAL連携講座って?どんな講座?
JALが提供するホスピタリティ・マネジメント講座は、ホスピタリティやサービスに関する基礎知識を学び、エアラインやホテル、テーマパークなどのケーススタディを通じて「ホスピタリティ」を多方面から考え、総合的理解を深めることを目的としています。その内容からも、本講座は経営学部と親和性が高いと考え、連携講座として開講することになりました。
講座の後半では、ホスピタリティの基盤となる安全の観点からもホスピタリティを考えたり、AIやITといったテクノロジーがホスピタリティに与える影響に焦点を当て、変化していく社会におけるホスピタリティの役割について学びます。学生たちがグループワークを通じて「これからのホスピタリティのあり方」を考えながら、広い視野を養う機会を提供します。
■学生の皆さんの声を聴いてみました!印象に残った講義は?受講のきっかけは?
印象に残っている講義は何ですか?
「実際に働いている方からリアルな声を聴くことができたケーススタディ」「特にキャビンアテンダントの業務中の体験談」という学生が多くいました。
受講しようと思ったきっかけは?
「法学部でもESG経営を学んでいるから」「接客業のアルバイトをしていて、ホスピタリティに興味があったから」「グループワークが多く、交流するのが好きだから」「ホスピタリティがおもいやりとどう違うのか知りたかった」「就職活動に役立つのではと思った」など、様々でした。
グループワークでは学部の垣根を越えて、意見を出し合う
■5年目を迎えた経営学部と日本航空(JAL)の連携講座の進化
ホスピタリティ・マネジメントに関する知識がより分かりやすく、また深い内容で提供されるように授業内容は毎年改定されてきました。現在では、組織マネジメントやESG経営などの内容も加わり、よりアカデミックに、また、経営学部生をはじめ将来社会に出る学生にとって役立つ、有益な内容にアップデートされました。
さらに、授業のコーディネータを担当する経営学部 藤田 玲子教授は、外部講師を招いての授業であるため、14回のコース終了後には深い学びが得られるよう工夫を重ねています。
学部横断の講座(経営学部50名、他学部30名 計80名)であることから、他学部学生との交流を前提にグループ指定をし、定期的なグループ替えを実施。また、大人数(80名)の講義科目ではあるものの、毎回のディスカッションやグループワークを前提とした授業をデザインしています。
■思考の転換「未来のホスピタリティ」〜AIが「頭脳」を担い、人間が「心」を注ぐ〜
講義の後半、学生たちが向き合ったのは「未来のホスピタリティ」という大きなテーマでした。生成AIの急速な普及により社会が激変する今、ホスピタリティの現場はどのように変わっていくのか。講義では、JALが推進する最先端の事例を引き合いに、テクノロジーがもたらす「利便性」と、その先にある「人間の役割」について深い考察がなされました。
AIの得意分野を「論理的思考」「戦略的計画」「時間管理」といった「頭脳労働(IQ)」とする一方で、人間の最も代替できないスキルとして、EI(感情的知性)や共感力、積極的傾聴などが挙げられます。AIと人間の「共生」と「補完」、AIを「ホスピタリティを最大化するパートナー」として捉える視点の変化を学びました。
そのうえで学生たちに課されたディスカッションテーマは、「人間の強み・人間だからこそできることの価値を活かして、これからの社会をどのようにしていきたいですか」。
学生からは、「孤立しない社会」「データ分析はAIに任せて、先回りして行動できるのが人間」「高齢者にAIを浸透させることが課題」などの意見が出ました。
ゲスト講師によるお話にも引き込まれる学生たち
■「10年後のカフェ」をグループで提案発表!3つの視点で描くホスピタリティの最適解
グループ発表スクリーン(抜粋)
これまでの学びを活かした実践的な授業として、学生たちはグループワークでテーマに取り組み、その提案発表に臨みました。与えられたテーマは、10年後の未来を見据えたカフェの提案。単なるおもてなしのアイディアに留まらず、『顧客』『従業員』『経営者』という、立場によって異なる3つの視点で他のカフェとの差別化を考えます。ホスピタリティ・マネジメント戦略も併せて紹介する学生たちにとって、理論を実践へと昇華させる難度の高い挑戦となりました。
グループワークで提案されたカフェ名は
こちら
発表内容は、「午前午後でコンセプトが違う」という経営効率(経営者視点)と多様なニーズ(顧客視点)の両方を捉えた案や、デジタルデトックスや推し活に特化したコンセプト、実家をイメージしたカフェ、デジタルが進んだ時代にあえてアナログに振り切った案など様々で、目には見えない「ホスピタリティ」を14グループが14通りに具現化した提案となりました。
発表時間、残り 1 分のお知らせ。タイムマネジメントも大事。
ゲスト講師よりもっとこうしたらよいというアドバイスも!
■ホスピタリティに正解はない!〜講師からのメッセージ〜
講師陣からは、「この講義で学ぶホスピタリティとは何か」という問いには、「ホスピタリティに正解はなく、人それぞれ。やさしさ、他者を思う心から始まるもの。14回の講義を活かして、ご自身で答えを出してもらいたいです。」というお話がありました。
また、最終回には「知識は思考を深める土台であり、相手を思いやる行動につながっていく。学ぶことで、物事の捉え方や視点が広がる」というアドバイスとともに、「ホスピタリティは、人とのかかわりや体験の中でこそ実感されていく。大学生活の中で、知識と体験の両方を大切にしながら、自分の可能性を広げていってほしい」とエールが送られました。
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