Synopsis
『琅琊榜』は2015年に豆瓣で9.4点を獲得した時代劇・権謀劇であり、孔笙と李雪が監督を務め、胡歌、劉涛、王凱が主演を務めた。海宴の同名小説を原作とし、病弱の体ながらも知略を駆使して奸臣たちと渡り合い、冤罪を晴らし、明君を支える梅長蘇の物語を描いている。『後宮の涙(甄嬛伝)』に続く、評価と人気を兼ね備えた国産の傑作と称されている。
概要
『琅琊榜』は2015年9月19日に初放送された歴史謀略ドラマで、山東影視制作有限公司が制作した。孔笙と李雪が監督を務め、海宴の同名ウェブ小説を原作としている。胡歌が梅長蘇を、劉濤が霓凰郡主を、王凱が靖王蕭景琰を演じ、黄維德、陳龍、靳東、呉磊らも出演した。全54話で、豆瓣の評価は9.4点と高く、『後宮の涙』に続く、評価と人気を両立させた国産ドラマの頂点と広く見なされている。
『琅琊榜』の成功は、謀略劇に凛とした正義感のある格調を与えた点にある。多くの謀略劇に見られる狡猾で陰鬱な雰囲気とは異なり、『琅琊榜』のテーマは冤罪を晴らし、正義を立て直すことにある。梅長蘇は様々な手段を用いるが、その初心は常に7万の赤焰軍の忠魂に公正を還すことであった。謀略の中で道義を守るこの構図が、『琅琊榜』にジャンルを超えた重厚さを与えている。
あらすじ
12年前、大梁朝の7万の赤焰軍は梅嶺で奸臣に陥れられ、全滅した。赤焰軍の総帥・林燮と長男の林殊は冤罪で死を遂げる。ただ一人、若き総帥・林殊だけが奇跡的に生き延びたが、火寒の毒という奇毒に侵され、顔つきは一変し、武芸も全て失った。
12年後、林殊は姿を変え、江左盟の宗主・梅長蘇(胡歌)として病弱な体で帝都・金陵に戻る。表向きは琅琊榜で第一位にランクされる麒麟の才子だが、密かに計画を進め、赤焰軍の冤罪を晴らし、正義感の強い靖王・蕭景琰(王凱)を皇帝の座につけることを目指す。
金陵では、梅長蘇は太子と誉王の二大勢力の暗闘、そして懸鏡司の長官・夏江や老獪な梁帝の幾重もの防壁に直面する。彼は卓越した知恵と不屈の意志で、剣戟の影の中で策略を巡らせ、12年前の赤焰軍冤罪事件の真実を少しずつ明らかにしていく。一方で、許嫁である霓凰郡主(劉濤)との恋愛模様も、ドラマ全体で最も感動的な部分となっている。
キャスト
| 俳優 | 役名 | 紹介 |
|---|---|---|
| 胡歌 | 梅長蘇/林殊 | 赤焰軍の若き総帥。麒麟の才子に姿を変え、病弱な体で奸臣たちと知略で戦う |
| 劉濤 | 霓凰郡主 | 南境で10万の騎兵を統率する郡主。梅長蘇の許嫁 |
| 王凱 | 靖王蕭景琰 | 剛直な皇子。梅長蘇が推す明君の候補 |
| 黄維德 | 誉王蕭景桓 | 野心に満ちた皇子。梅長蘇の主な対抗者 |
| 陳龍 | 蒙摯 | 大梁随一の武芸の達人で、禁軍の統領。梅長蘇の忠実な相棒 |
| 靳東 | 藺晨 | 琅琊閣の若き閣主。梅長蘇の親友であり医者 |
| 呉磊 | 飛流 | 梅長蘇に仕える武芸の達人。無邪気で純粋 |
文化的影響
『琅琊榜』の放送後、国民的なドラマブームが巻き起こった。胡歌は梅長蘇役を通じて、アイドルから実力派への見事な転身を果たした。彼は梅長蘇の病弱さと不屈の精神、優しさと激しさ、忍耐と爆発を繊細に演じ分け、特に梅長蘇が病躯を押して吹雪の中を進むシーンは、中国テレビドラマ史上最も印象的な役柄の一つとなった。
本作の撮影と美術の水準も、国産ドラマの新たな高みに達した。山影チームの制作力はどのカットにも表れており、金陵城の壮大な美しさも、朝廷の光と影の交錯も、映画並みの視覚的美しさを備えている。このドラマは歴史謀略ドラマの制作ブームも引き起こし、その後多くの模倣作が生まれた。
参考文献
- 豆瓣電影:https://movie.douban.com/subject/25754848/
- ウィキペディア:https://zh.wikipedia.org/zh-cn/琅琊榜_(电视剧)
- 百度百科:https://baike.baidu.com/item/琅琊榜
Comments (0)